千曲市戸倉のとたに接骨院です。
11/24(土)、11/25(日)の両日、施術管理者研修会というものに参加してきました。
施術管理者というのは、接骨院で保険を使う場合の責任者の事で、その責任者になるために必要な研修会です。
今年から始まった制度なのですが、この研修会の参加と実務経験が1年以上無いと施術管理者になれないようになりました。
どんなことを研修するかというと、保険制度の仕組みとか、算定上のルールとか、職業倫理とかそんなところです。
接骨院を開業するにあたって知っていて当然のことを座学で研修します。
今までは資格を取得した瞬間から開業して施術管理者になれたってことです。
ちなみに学校教育の中では保険の取り扱いに関する授業は一切ありません。
保険のルールを知らない連中に保険を使える権限を与えるというなんとも恐ろしい業界・・・
そりゃ不正請求が増えるわけですよ。
この研修会の中で、柔道整復師に求められる災害時の役割についての講義がありました。
東日本大震災の動画を編集したビデオの中で、ナレーターがかっこいい感じで
「避難所でマッサージをしたり、泥だらけになった足を擦る等、柔道整復師にしか出来ない事がある。」
などと云々。
いやいや、マッサージのプロは「あん摩マッサージ指圧師」だし、「足を擦る」だけなら孫でも出来ます。
柔道整復師にしか出来ない事は外傷治療じゃないの?
そもそも学校では外傷治療の事しか教えてないじゃん。
改めて業界の先が思いやられました。
などと云々。
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